実物の飛行機を略して実機、 訓練効率と安全を考えて作られたのが模擬飛行装置 いわゆるシミュレーターです。
シミュレーターの有効活用は訓練コストを大幅に抑えられます。
でも使い方を間違うと逆に訓練効率が落ちます。
シミュレーターにはレベルがありプロ仕様のものからパソコン上で行うものなど様々です。
個人で使用するものは着陸感覚を模擬しきれていないのでまだ免許をお持ちでない方は
飛行訓練前や訓練と併用するのはお勧めいたしません。
よく自家用訓練で外を見ないで計器に集中しているひとを見かけます。
自家用訓練では有視界飛行が原則ですので操縦席の外の景色や水平線を見て自分の姿勢を判断する必要があります。
そのため外を見れないとそこで訓練の進捗が著しく遅くなります。一度見についた癖はなかなか修正できないので
とても遠回りをすることになります。
シミュレーターは計器飛行証明、事業用操縦士技能証明、教育証明などの訓練で使うと有効的です。
有視界飛行の訓練で教官に計器を隠された経験のある方いませんか。
地上物標を取って飛ぶ訓練は大型機でも行われています。
参考になれば幸甚です。
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