本日は独立記念日で祝日です。
夜は花火が見れそうです。
プロになるためにはまずその能力をあらゆる方面で証明する必要があります。
そのために訓練期間をできるだけ短く、訓練の評価も良いものにするように努めます。
これは航空会社の訓練では一定の期間で課程を修了できない 又はt会社の望むレベルに
到達出来ない場合は訓練中断にになります。訓練では一定の訓練枠が設定されており
それを超えることができないようになっています。
また 同じ試験を2度落ちると3度目はありません。プロの世界は厳しいですね。
免許が取れればよいというわけではないのです。
採用をしていた時は訓練の経歴を見て訓練に時間がかかっている人はいい結果に結びついていないことが多かったように思います。
パイロット免許を取る過程で筆記試験と実技試験を受けることになります。
いろいろな訓練は早く終了し 次のステップに行きたいという気持ちはよくわかります。
そこで効率よく免許を取る方法をご説明します。
今回は筆記試験についてみてみたいと思います。
免許を取る順番で一般的な方法が以下となります。 (弊社では多発限定の訓練は実施しておりません。)
日本で事業用操縦士を取得する場合は計器飛行証明を取得した後又は事業用操縦士を取得した後で日本の訓練に入ります。
自家用操縦士
計器飛行証明 IFR IGI (CFII)
事業用操縦士
(多発限定)
操縦教育証明 FOI CFI AGI
計器操縦教育
応用地上教官
計器地上教官
定期運送用操縦士
型式限定
* 弊社では多発限定の訓練は実施しておりません。
特に勉強はPCでアプリを使ったほうが効率よくできます。
葦編三絶を美徳として私がATPや運航管理者の試験を受けたときは試験問題集の紙媒体の本を3回以上やって受験しました。
今は試験画面と同じ画面が出てくるアプリを使用したほうが効率よいです。
アプリの情報は各試験により違うので弊社教官にお尋ねください。
各免許について多発限定以外はFAAによる国家筆記試験があります。
日本ではできるだけ知識の勉強と飛行訓練の予習と復習をしてグアムでは飛行訓練に専念していただくのが良いと思います。
そこで筆記試験を効率よくとることがいいと考えます。
わからない場合は [email protected] 小林まで
次に示す問題集の説明はASAのものです。ハイライトする部分を見て効率よく受験できるということをご確認ください。
ASAはFAR/AIMの本で有名ですね
2023 Instrument Rating Test Prep (Softcover)
by:
2023 Instructor Pilot/CFI Test Prep
この1冊で FOIと CFIとAGI に対応している。本の中で各免許の部分でわかれていません。だからこの本1冊全部勉強することになるのですが
問題は4か月ごとに新しい問題が何問か入れ替わっていくようです。
試験は時間が経つにつれて問題集は厚くなっています。
効率をどのように考えるかは各自のご判断です。
自家用操縦士を取得される訓練生の方は野外単独飛行に出る前までに確実にFAAの筆記試験を受けて合格してください。
筆記試験合格証の有効期限は2年間です。
一気に免許を取るのであれば考慮する価値があります。
日本以外でプロになるならCFII 計器飛行教官まで取る必要があると思っています。
CFIIを持っていない人のエアラインの試験での合格率は著しくCFII免許保有者と差が出ます。
CFIIを取得することにより 訓練生の幅と量が広がり早く飛行時間をためることができます。
そして、訓練を通して外国人を訓練することができれば海外で運航乗務員としてやっていけるコミュニケーション能力が付くと思われます。
また 日本の事業用 計器 多発まで保有して航空会社と縁のなかった方は 米国でCFI CFIIを取得して
海外で経験を積み航空会社に入ることを目指されてはいかがでしょうか? 日本の免許を保有していることは技術が良いことの証です。
技術は世界共通です。 英語を使ったコミュニケーションも本気で勉強すれば採用試験までは合格レベルに到達します。
がんばれニッポン がんばれ訓練生 !
ご質問 お問い合わせは [email protected] 訓練部まで
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