10月25日 会員の内海様がFisrt Solo を達成されました。おめでとうございます。
内海様から First Soloのご感想をいただきました。
記念すべき恒例の水掛けでは大変失礼をいたしました。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
先日は貴重な体験をさせていただきました、ありがとうございます。
おかげさまで一生で一度の体験を、最高の景色のなかで、最高のスタッフの皆様に支えられて、completedなfirst solo ができました、その忘れられない一日を書いてみます。
25日朝6時半TVA着、日本時間では五時半である、前から飛行訓練日は起きてはいるが頭が寝ているという現象に勝つためflightの3時間前に起きるようにしている。日頃甘えた生活を送っている僕にはきつい。実はソロチェックは二日目、初日は散々だった。だから気合が違う、なんとか行けそう。
初回の訓練はclosed trafficの練習、朝一は気分もとても落ち着いてすごくいい、しかしATCは「あ…う…」とまるで日本の政治家である。もちろん落第!!
昼一のflight、実は昼の訓練までかなり時間があったのでホテルに帰り部屋で篭りイメージトレーニング、目を閉じて飛行機と同じ様に仮想のclosed trafficを歩きながらATCをやる。目を閉じているためにベッドやイスに足をぶつける。イメージトレーニングでよかった。痛いが墜落はしない。こうして痛みに耐えトレーニングを積み良いイメージのままPGUMへ
第二回目のsolo check あわてなくてもいいところで慌ててしまい頭が真っ白に…
ATCのみならずlandingもガタガタ、地上の訓練生の出迎えの準備も虚しく落第。
あまりの不出来に「また今回もおあずけか」とくじけた。
しかし、くじけないのは青木教官である。本日三回目の訓練を私のために超過密スケジュールの中から時間をくれた。まさにlast chance!!
青木教官に「大きい声で繰り返し発声練習しないとATCはだめ」と言われ発声練習をする、TVAが私のせいでまるで中学校である。
本日第三回目、時はすでに夕方なのでtrafficは少ないtowerからも難しい単語は来ない。二周目だった、いきなり隣から「はい、内海さんlandingして下さい、soloに出てもらいます」……正直ビビった、もっと練習しようよと思った。
そしてその時は来た。
青木教官の送る言葉は「整備士さんがクラッシュするなら派手に、もう直らないぐらい行け」と送ってくれた。そして俺も度胸を決めた。「yes I have YAMATO damashii」とHolding positionでこれからはじまることに対して教官のありがたみがよくわかった。ちょっとした質問も出来ない全て自分の判断だ。
思い起こせば日本でモーターグライダーに初めて乗り、セスナでの訓練に変えここまでの飛行時間は70時間あまり、ようやくである。
長かった、飛行機の訓練で一番よかったと思うことは安全管理だと思う。チェックリストの大切さなど、安全管理の意味をsoloで体験した。
最後にTVAの皆様本当にありがとうございました。訓練だけに留まらず、いつも単身で行く私のために夕食を誘っていただいたり、飛行機談話に付き合って頂きありがとうございます。
また現地で知り合った訓練生の皆様、応援してくださり本当にありがとうございます。
しかし、待てよ?? そういえば恒例の水掛けはどこにいった?? そうだ!! みんな待ちくたびれて帰ったんだっけ!? じゃあ青木教官は??
そういえば観光フライトのお客様と忙しく上がっちゃたっけ!?…じゃ俺は放置??
誰か俺に水を掛けてくれぇ!!だって一生に一度しかないんだぜ。first soloは!!
青木教官
このたびはお世話になりありがとうございました。
内海 紀之
最近のコメント