皆様お久しぶりです。
2005年夏にTVAがグアムでオープンしてから2007年3月まで教官を務め、たまに助っ人で来島しております三矢です。
グアムにはいませんが、翻訳などをし、今でもTVA社員として働いております。最近興味深い経験を最近しましたのでブログに投稿したいと思います。
その前に、まずは私の近況です。
スタッフを通してご存知の方もいらっしゃるかと思いますが、現在私はデルタ航空と合併したノースウェスト航空の子会社、コンパス・エアライン、以下CPZ)でノースウェストのフィーダーエアラインの副操縦士として勤めております。
使用機材は日本ではまだ数機しか飛んでいないブラジル・エンブラエル社(Embraer)の「E-175」という機体です。
操縦席はかなりコンピューター化が進んでおり、いかにも現代的な飛行機かと思われます。
今世代有名なリージョナルジェットの一種なのですが、DC-9-10とほぼ同じなくらいの大きさの機材です。
故に、客席は70席から90席とやや大きめのキャビンで、その大きさを活かしてCPZでは12席のファーストクラスを導入し、12席+エコノミー64席の計76席で飛んでいます。
飛行距離は2000マイル(NM)とリージョナルジェットとしてはかなりの長距離を飛ぶことが可能で、成田-グアム線も余裕で飛行可能です。
私はよくデトロイトからモントレー・メキシコの往復を頻繁に乗務していますが、片道3時間半のフライトが可能なわけです。
DC-9-10よりも飛行距離が大幅にあるため、80席クラスの飛行機の需要に応えてる、現在大人気の機体です。
CPZで入社してからもうはや1年2ヶ月が経ちました。
私は現在デトロイトをベースに乗務しており、セニョリティー(入社時を中心にした会社での順番)がデトロイトで1番になりました。
8月・9月あたりに機長昇格予定です。
さて、本題に戻ります。
そんな中、数日前にノース・ダコタ州にある田舎町、ファーゴ(Fargo)に乗務してきました。
ノースダコタといえば、アメリカで第2の規模を誇る航空大学を保持するノースダコタ大学(University of North Dakota)のある州ですが、同じ州のさらなる田舎でした。
機体から降りてPost Flight Checkを行っていると猛烈な匂いがしました…
羊の牧場が近くにあるため、羊の糞のすばらしい匂いが漂い、最高の気分でした。
夜中についたのでそのままホテルで休憩する予定でした。
が、ホテルチェックインをする際、近くに「エア・ミュージアム」がある事に気づき、翌日当便を乗務したクルーと行くことにしました。
(参照 http://www.fargoairmuseum.org/)
そのパンフレットを見てびっくりです!
なんと、中島製「ゼロ戦」が展示されていると言うのです!!!
これはいかなきゃ罰があたるとおもい、気合を入れて翌日ミュージアムに向かいました!
(続きます)
三矢教官!・・・ではなくて、副操縦士ですね。失礼。
2006年9月に2週間ほどグァムでお世話になったものです。
今でも忘れらない印象的なフライトを沢山・・・ありがとうございました。
まもなく機長に昇格されるのですね。すごい!頑張ってください!
エンブラエルは日本の空でも今期待の星です。素敵なヒコーキですよね。
エアミュージアムすごく面白そう。
遠いですけど・・・機会があったら行ってみたいと思います。
それでは!明日からロスに飛びに行ってまいりま~す。
投稿情報: 有馬恭子 | 2009/06/12 01:45