これからプロパイロットを目指す方も多いと思います。
いろいろな方法がありますが、日本の大手航空会社の操縦士になるためには
1.航空大学校を卒業して航空会社を受験する。
2.航空会社の自社養成訓練コースに会社に入社して入る。
大学又は大学院を卒業して入社できるように受験することがいいと思います。
学業半ばで受験できるようですが卒業証書があるほうが転職時に有利に働きます。
採用航空身体検査は通常の航空身体検査と違いかなり厳しいので
受験を決めたらまず事前に航空身体検査を実施している経験豊富なドクターに検査してアドバイスをいただくのが良いと思われます。
東京国際空港診療所で相談されるとよいと思います。
菊池先生
https://www.flying-doctor.net/
電話 03-5757-1122
3.一般大学の航空学科に入学し自社養成の経験者枠に応募する方法
費用がとても掛かるのがデメリットですが航空会社とのパイプがあるので航空会社のインタビューまでは行けます。
大学選びはどの会社に何人入って 副操縦士として何人働いているか 実績を知る必要があります。
航空会社としてはこの枠を増やして採用訓練費を圧縮したいと考えていますが大手の航空会社の採用には
大きな変化が見れないとの話です。訓練生と航空会社の求めるレベルにまだ差があるようです。
入社はできたけど社内の試験で落ちる人が多い場合があります。
航空会社のOBが天下りとして下駄をはかせて入社まで約束し 訓練で落とすという話を聞いたことがあります。真偽は不明ですが。
入社して副操縦士になって飛んでいるかの数が重要です。
4.日本の訓練施設で自家用操縦士、事業用操縦士 多発限定 計器飛行証明の資格を取って航空会社を受験する方法です。
日本の免許は質が高いのですが訓練環境(天気による訓練可能日の制限)とコストが二千数百万円ぐらいかかるそうです。
この費用を海外で免許をある程度まで取り書換や取得により試験科目を少なくすることができます。
また海外の免許を取っておくと日本の受験でうまくいかなかった場合海外で再挑戦ができる可能性が広がります。
5.海外で免許取得後操縦教官として経験を積み海外の航空会社で機長になって日本の航空会社に移籍する方法。
アメリカで操縦教官(CFI)を取得して2000から3000時間飛び定期運送用操縦士(ATP)を取得し履歴書を採用しているすべての航空会社に送り試験を待ちます。
訓練生の多い学校に行かないといつまでたっても飛行時間がたまらないので訓練校選びが重要です。
また 航空会社の中には採用要件を低くしているところがありますがその会社のルートや操縦士の出身国構成を見ておく必要があります。
採用要件はあくまで最低限ですので飛行時間は多いほどいいです。英語は英検準1級以上の能力が必要です。
教官をして外人を教えていれば英語は上達します。教官経験ができるかどうかがカギです。
これから受験するときは受験対策をしっかりする。
合格請負人といわれる教官が業界に何名かおられます。
そのような方から指導を受けると合格率が格段に変わります。
(当然ですが 結果は本人次第なので保証できないそうです。)
受験を完了して結果が出なかった方は訓練を通して得た技術を再生するための
プロのカウンセリングを受けることが必要です。
弊社で3000時間以上飛んだ教官はエアラインかジェット機で勤務しています。
行間にいろいろ書きたいことがあるのですが今回はここまでです。
皆さんにできるだけ夢をかなえていただきたいと思っております。
問い合わせ先 info@trendvector.com 航空会社受験対策室まで
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