ミュージアムのハンガーは大体グアムのACIハンガーの大きさに似てました。
すこし、小さめでしょうか。8機程機材が展示され、ほかにも色々とグッズが飾られていました。
中でも今はなきTWA(Trans World Airways)のパイロットのユニフォームが印象的でした。
空軍・海軍のパイロットのユニフォーム等、ほかにもありましたが、TWAは印象的でした。
ほかにもコルセア(Corsair)などさまざまな機材が置いてありましたが、やはりゼロ戦に注目してしまいました。
中島製、製造番号は6544。
世界で4機しかない、今でも空を飛ぶ本物のゼロ戦の1つです。
きれいにレストアされているため、腐食もまったくなし。
日本語で書かれている表示、製造番号、形式、登録番号など、すべてオリジナルでした。
中でも面白いとおもったのが、主翼の付け根近くに書いてあった「ノルナ」「オスナ」でした。
セスナと同じですね。w 主翼の中は空洞です。押したりしたらへこんでしまいますからね。
そもそもなぜこのようなど田舎にこんなにレアな機材がならんでいるかというと、物好きの金持ちが多いらしく、その方々が全機レストアして常に飛べる状態にしているそうです。
個人的意見としては、「なぜアメリカ人がゼロ戦を飛ばしているのだ…」と、一瞬思い、また日本の航空に対する関心の弱さに残念になってしまいました。
が、逆に、レストアして今でも空を飛んでいると思うと、たとえ当時敵国同士でもその機体のすばらしさは認められているという事が伝わりました。
アメリカの航空に対する情熱を改めて感じました。
中でもミュージアム内にあったペインティングに書かれた言葉:
To most people, the sky is the limit.
To those who love aviation, the sky is home.
すばらしく感動しました。
そんな感動しまくりの中、同乗していたキャプテンにゼロ戦の前で写真を撮ってもらいました。
航空部隊の空の大先輩たちが飛ばしていた日本の伝説の飛行機に出会えたこと、一生忘れないと思います。
(写真裏に写っているコルセアと比較しないようお願い致します。あの飛行機はでかすぎです…)
一生で一度でいいので飛んでみたいなぁぁぁ。
皆様、機会がありましたら是非、ファーゴまで足を運ばれてください!!
ほかにもこんなレア機もあります。是非足を運んでみてください!!
ちなみにDC-3です。
ミュージアムを出た後、またあのすばらしい匂いが漂ってました。(失礼)
2009年5月5日
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