7月18日に行われた、グアム日本人会主催による第17回慰霊塔・慰霊碑の清掃と慰霊にTVAスタッフが参加してきました。
これは毎年グアム日本人会が主催しているもので、ジーゴにあるグアム南太平洋戦没者慰霊公苑をグアム在住の日本人が清掃と慰霊を行い、戦没者への敬意を示すものです。
当日は天気にも恵まれ、暑すぎずのちょうどよいコンディションで過去最高の人数の参加(約90人弱)で行われました。
在ハガッニャグアム領事館の小林総領事も参加され、献花などをされておりました。
話によると、グアム島では19,000人もの兵隊さんが亡くなられていますが、いまだにその大半の遺骨などが回収されていないそうです。
その数の多さに衝撃を受けましたが、私たちにできることはこの慰霊の行事に参加することで少しでも鎮魂に役立てることかと思いました。
清掃の進め方などの話が終わった後は、いよいよ開始です。私たちは歩道などの清掃を担当していたのですが、周りは自然豊かなところでもあるので蜂の巣を間違って刺激してしまい、蜂に刺されるというハプニングもありました。。。
それでももんなでこの広い慰霊公園全体を清掃していくにつれて落ち葉が積もり放題だったり、虫だらけだったお寺などがどんどんきれいになっていき、全員で達成感を味わうことができました。
終わりの方では、司令部があった洞窟の前に全員で集まり、総領事より献花が行われました。その後全員で「ふるさと」の合唱をして戦没者の方の霊を慰めました。
洞窟での慰霊の後は、全員で上に移動して今度は慰霊塔のところでの慰霊行事が行われました。遠く日本から離れたグアムで、祖国のために戦われた兵隊さんに思いをはせる、良い機会になりました。
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