GPS搭載機51L(ファイブワン)は先月アニュアルが終わったばかりなのにもう100時間点検がやって来ました。ファイブワンは頼りになるTVAの働き者なのです。
いつものように100時間点検のルーティーンを始めようと格納庫に行くと、グアムではあまりお目にかかれない飛行機が格納庫の前に駐機してありました。
NOAA(http://www.noaa.gov/)で地形調査や環境調査などにも使用される多用途機Aero Commander 500Sと呼ばれる高翼機です。しかもパイロットに話を聞くと、はるばる大阪(八尾空港)から鹿児島を経由してグアムまで来たというではありませんか。いわゆるフェリーフライトと呼ばれ、最終目的地のハワイまで飛行機を運ぶ仕事の途中グアムに立ち寄ったそうです。
おもしろいのは、通常この飛行機では鹿児島からグアムまで給油中継地なしには届かないため、このような燃料タンクを2つ操縦席の後ろに積んで航続距離を伸ばしてグアムまでやって来たのです。
鹿児島からグアムまで8時間、2人のパイロットはどんな気持ちで太平洋上を飛行して来たのでしょうか?フェリーパイロットにはロマンを感じずにはいられない今日この頃です。彼らは2週間グアムに滞在した後ハワイに向けて発つそうです。Have A Safe Ferry Flight!
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