製造過程において良い物を作る努力は日本においては惜しみなく 議論は尽くされていると思います。
安易にこれならに作れるとか このようにすると自分の卒業した大学の研究室で研究発表できるとか
会社の新製品の研究開発を自分の研究開発にして会社に利益をもたらす製品を作るということ
を考えない研究者がおられるような話を聞いたことがあります。
機体とエンジンさえできれば操縦席は一般的な外国の飛行機の頭脳の電子機器をいれればいいと
操縦士の意見は無用であるとかいって作られると結果は自ずと見えてきますね。
どの大学を出ているから俺の意見を聞けとか俺が上司だからこれで行くとか
まさか今の航空機製造会社ではないと思いますが気をつけなければいけない
ことだと思います。
考えたくないことですが日本の古い会社だとあるのかもしれません。
この手の問題はエンジニアを大量に雇用しても
問題の解決にはなりません。
初期の段階でいろいろな不具合が発生してそれを放置すると後で設計変更などを余儀なくされる場合が出てきます。
なぜ今頃こんな問題が解決できていないのか考えられないことが後で色々でてきます。
現場ではすでにこの問題は持ち越せない問題と分かっていても 上が許容しないとか理解しないとかの場合は
問題が後になって出てきます。
しかも設計変更を余儀なくされるような試作機ができてからの設計変更などが起きます。
安全性の要件を満たさなければ認可はおりません。
安全性を満たしているからと言って優れている旅客機かどうかは将来の市場の動向と他社の技術の発展を見据えていないとわかりません。
組織と協力体制またそのプロジェクトチームを導く優れたリーダーが必要です。
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